この年のアクセサリーは彫金で大きいデザインを好んで作っています。数は作れませんが今後もキャスト(鋳造)より彫金を極めたいと思っています。
震災から二年目の年。3月に震災一年目の区切りとして個展「KiZuNya」を開催。ボランティア活動をする中で生まれた絆が一つの形になりました。
この年は震災が起きた為、暫く活動を自粛。ボランティア活動やチャリティーに作品提供するなどして、これから何を作品に表すべきか模索してました。
この年から真鍮を作品に積極的に取り入れる事で彫金がより立体的でクラシカルな表現に変化してきました。
合わせて天然石も、より重厚なものを使うことで洗礼された作品になってきました。
この年はキャスト(鋳造)以外にフィリグリー(銀線細工)や銀板から切り出す彫金や洋彫りを取り入れることで作品の幅が広がりました。
ワックスで原型を彫りおこして鋳造、研磨仕上げしたシルバーパーツに天然石を合わせた作品を作っていました。